我々だからできる家具

　家具の産地でもない、人口わずか４４００人の小さい町、津別町を拠点とする山上木工。

　木工といえば職人が手で作るのがイメージされる方が多いかもしれませんが、担い手である若手が減少し、過疎化が急速に進んでいるがゆえ、職人技術の伝承が困難になりつつあります。 我々はこうした世の中の背景を受け、約３０年以上前からこの課題に取り組み、積極的に設備投資してきた結果、時代に取り残されることなく職人の技術の多くをデジタル化することに成功しました。これにより精度良く安定的に製品を生産することが可能となりました。一方、デジタル化を追求しても、最終的には職人の技術が必要なのが木工の領域です。 我々は椅子の裏側や見えないところまで磨き上げ、より繊細な部分を追求し、量産家具メーカでは行き届かない仕上がり感を実現しています。

　量産家具でもない、工房スタイルでもない、全国・世界に通用するハイクオリティなものづくりをこの津別町から続けていきます。