AYA
SAITA
齊田 綾
齊田工務店
代表
1974年 東京生まれ
1998年 北海道大学卒業
約1年間の海外旅行から帰国後、
2001年 七飯町の建築会社に就職。
2006年 齊田工務店 設立
1998年 北海道大学卒業
約1年間の海外旅行から帰国後、
2001年 七飯町の建築会社に就職。
2006年 齊田工務店 設立
人と素材に正直に
北海道の南部、函館の近郊でこんなことを考えて家づくりをしています。
・できるだけ、自然素材で。
現在、日本で建てられている家のほとんどは工業製品の組み合わせでできています。木造住宅の柱や梁も北海道ではほぼすべて集成材です。せっかく地域に山があり、使える木があるのですから、使いましょう。癖のあると言われる無垢材も、きちんと扱えるのが大工です。
・できるだけ、職人の手仕事で。
人間と同じで、自然素材には癖が付き物。そういった材料を使うには、きちんとした技術を持った職人が必要です。大工も左官も建具職も、素材を見る目と扱う手を持った職人です。
・できるだけ、顔の見える関係で。
図面とお金があれば、家は建つかもしれません。でも、それだけでは血の通った仕事にはなりません。住まい手や作り手、素材生産の現場の人達、それぞれの顔の見える関係で家づくりを進めていきたいと思っています。
・できるだけ、長く住み継いでいける家づくりを。
絶対に壊れないものはありません。長く使えばどんな頑丈な家だって傷みます。世代が変わっても直しながら安心して暮らしていける家に住みたい。
直せる家、そして、直せる人をこの地域に残していくことが、私の仕事です。
「人と素材に正直に」とは、私の師匠の言葉。
地味でも、ウソや誇張のない仕事をこれからも続けていきます。