空知の家1
北海道栗山町で計画した週末住宅なります。お持ちであったアンティークの家具と新しい家具が調和する空間にするため、北海道産のカラマツ無垢材を構造材に使い、床は地域材の楢材、壁にはポーターズペイントという色むらの出る塗装をしたり、仕上げ材を工夫しています。新しくて懐かしい空間を目指して設計しました。
LDKから玄関ホールを眺めた様子
LDK全景
ダイニングキッチン 特注キッチンや建具製作は砂川の三共建具工業さんが担当してくださいました。
リビングは地域材であるナラ無垢フローリングを採用しています。
リビングスペースからインナーバルコニーを眺めた様子
壁はポーターズペイントでオーナーさんが自主施工。黒い縁台はモールテックスで、中に放熱機が入っていて暖房器具にもなっています。
このお住いのオーナーさんはアンティークの家具を沢山お持ちだったので、それらに合う質感と色合いを皆さんで話し合いながらつくりました。
リビングに直結する6畳ほどのインナーバルコニーは、アウターリビングとしても使えます。セカンドハウスだからこそ、チャレンジできる楽しさを追求してみました。
大人3人がゆったり余裕をもって寛げます。
古材を貼った主寝室
空知の家1
所在地 / 北海道空知地方
構造規模 / 木造2階建
延床面積 / 87.00㎡
建築設計 / HOUSE&HOUSE 一級建築士事務所
施工会社 / 武部建設株式会社
※武部建設さまと協働設計
写真撮影/ HOUSE&HOUSE 一級建築士事務所